夢を見る

「……おはよう、友里」


「ああ、おはよう。コーヒー淹れてるわよ」


「ああ、いただくよ」


 彼が大欠伸を一つした後、コーヒーのカップに口を付けて、飲み干す。


 そしてそのまま、洗面台へと向かった。


 水の跳ねる音が聞こえてくる。


 洗顔しているのだ。


 ゆっくりと。


 急ぐ必要はない。


 お互い休日なのだから……。


 それにこれから一緒に食事を取るのだし……。


 髭も剃り終わった雄哉がキッチンへと入ってきて、あたしの作った食事類を見、


「美味そうだな」