イジワル王子の溺愛





あぁ、だめだ




頭がクラクラする






「……よ、翼……」





「しー」





「だめ、だってば学校行かなきゃ…」





「遅れていけばいいだろ。それかもう休めば…」




「それはだめよ」






2人以外の声が聞こえ、あたし達は動きを止めた