雨が降る日は誰か死ぬ

次の瞬間、西山は水の中にいた。


身体に抱きついてくる茜。


すぐに息が苦しくなって、西山は必死でもがいた。


何とか振りほどいて、空気を吸いたい。


もがいて、もがいて、必死でもがいた。


「ぐぼぉ、ぐぼぼっ」


そして……。



西山はそのまま動かなくなってしまった。