気になって仕方がない健作は、次々と訪ねていった。 「ああ、あれは祭壇だよ」 「祭壇?」 「ああ、竜神様に工事の無事を祈願して、あそこに祭壇を作って拝んでるんだよ」 「は、はぁ……」 「でもよぉ、事実あれを作ってから、あれだけあった事故が、ピタッとなくなったんだぜ」 作業員の男はそう言って微笑んだ。