雨が降る日は誰か死ぬ

歩き始めてすぐに倒木を見つけた。



「ねぇ、これをその斧で解体したら、もう充分足りるんじゃない」


高橋亜理沙が口を開く。



「だよね」


そう言って、愛は持っている手斧で枝の部分を切り始めた。


倒木は朽ちかけていて、乾燥しているから、簡単に砕け折れる。


あっという間に、人数分の量を回収することが出来た。