雨が降る日は誰か死ぬ

夜九時になっても、泉と優希からメールが来ない。


こんなに遅くまで家に帰らないなら、寄り道をするっていうメールが来るはずなのだ。


我慢出来なくて電話をかけてみたけど、やっぱり繋がらない。


亜衣は不安だった。


かすみから電話が鳴って、出るとかすみも泉と優希に電話をしたらしい。



「やっぱり何かあったってことだよね?」



『たぶん……』


本当は「何もないよ」って言ってほしかったのに、かすみからは「たぶん」の返事。


亜衣の不安はますます大きくなった。