雨が降る日は誰か死ぬ

前を走る優希の背中を見ながら、泉はふと思った。


出来るだけ一人にならずと言われても、優希の家のほうが近く、そこから自宅までの三分ほどは、どうしたって一人になってしまう。


出来るだけ人通りの多い道をって言うけど、優希の家の前もそうだけど、

そこから自宅までも結構田舎で、田んぼや畑の中だから、人通りなんかないのだ。


優希と別れた後……。


どうしよう……。


泉は不安だった。