雨が降る日は誰か死ぬ

「うわっ、メスゴリラが怒った。逃げろ」


「ちょ、誰がメスゴリラよ!」



「もう本当に姉ちゃんって、色気のイの字もないんだから、そんなんじゃいつまで経っても彼氏なんか出来ないぞ」


孝之はニヤニヤ笑いながら、お風呂に向かう。


「ちょ、何よ! アンタだって彼女いないでしょ!」


「うん。でも、付き合ってはないけど、中学に入ってから、三人の子にコクられたぞ」


孝之はニヤニヤしながらリビングから出て行った。