「千歳さん、唐突にお尋ねしますが・・・・・

あなたは、土方副長をどう思ってるのですか?」



ぼんやりと、洗濯物を干していた私に人影が近付く。


いきなりの事に頭が付いて行かなかったが、久し振りに話す彼から目を話せなかった。


闇に隠れ、ひっそり活動する監察方。


・・・・・山崎は、そこでいつもの無表情で立っていた。



「・・・・・えっと、久し振りです」


「挨拶は良いので、どう思ってるのですか?」



一応挨拶をするものの、ズイッと山崎は詰め寄ってくる。