オトシモノ～君が零した星屑～

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「千歳・・・・・ちょっと、こっちへ来い」



久しぶりに聞いた、彼の声。


いつもよりも掠れ、低い声は震えていた。



さっきの隊士の声は室内まで響いていたようで、土方は襖を大きく開けて飛び出して行った。


いつものように付いて行く気にはなれず・・・・・


呼びに来た隊士にお茶を出して、部屋の整理をしていた。



そして、土方は部屋へ戻ってきた。


――――また、辛そうに顔を歪めながら。