「うん、多分。いやきっと、私・・・・・」



一人で、天井を見上げながら小さく呟いている。


そんな千歳に、俺は一体どう返事をしていいかまだ、迷っていた。


俺は、ここの副長だ。


正直な所、こんな事言って良いのか分からない。


だけど。


守るって決めたのは、本当の事だから・・・・・別に、これぐらい言っても。


罰は当たらねぇよな・・・・・?



「・・・・・多分じゃなくて、俺もおめぇの事、嫌いじゃねぇぞ?

はっきり言うが、本気だからな?」



千歳がこっちを見ないよう、手の平で千歳の視界を遮る。


なぜか、身動きも反応も無い。