「お前・・・・・やっぱ、変」 額を押さえ、文机に向き直る土方の傍に、もう一度茶を置いた。 赤くなった顔を隠しながら、私は部屋の隅に隠れるように座っていた。 その後姿を見ながら―――― 少しだけ構ってほしくて。 紙じゃなくてこっちを見て。 なぜか、そう言いかけた。