「千歳、いるか?」



あれから何日か経ち、部屋の軟禁状態もいい加減飽きてきた頃。


朝食を食べ終え、部屋で寝転んでいた所、土方が訪れた。


空腹も満たされ眠くなってきた時なのに・・・・・



「いる、寝てる」


「起きてんじゃねぇか!!」



鋭く突っ込む土方に、内心これでもかと言う位毒づきながら、私はゆっくりと体を起こした。


私は眠い、凄く眠い。



「・・・・・眠いんだけど」



そうボソッと呟きながら、仁王立ちをしている土方を見上げる。