揺さぶられながら途切れ途切れに返答するが・・・・・ 舌を噛みそうで、これまた怖い。 『さっきのは付喪、か』 そう呟きながら、いきなり私から手を離す。 何とかそこで体制を整えるが、彼が放り出した人形が、足元に転がっていた。 それを見た瞬間、あの光景がパッと頭の中に散る。 「・・・・・っぅ」