「凛。バカな妹が世話になってるな。」 「何それ〜!保護者面しないでよ気持ち悪い!」 本当に兄妹なんだと凛は頭の傍らで思う。いまだに信じられないがいざ目にすると、すんなり納得がいく。 幹久は兄の顔、そして紗枝は凛の前ではあまり見せない不貞腐れた顔をしている。お互いに素を見せ合う二人が兄妹である事に、何ら疑惑は抱かれなかった。 「凛先輩!スイートポテト食べて下さいね!」 幹久から凛に、ぐるり、と身体の向きを変えて紗枝はニコニコする。しかし手にあるスイートポテトを見て凛は渋った。