ペロッと舌を出して可愛く暴露する紗枝に『ま。いっか。』と流す凛だが、隣に居る幹久は生易しくはなかった。変なものを凛に渡す紗枝を厳しくも、呆れた目で見る。 「何をやってるんだお前は。変なものを凛に食わそうとするな。」 「えっ、あ、幹久先輩、私は大丈夫です。紗枝ちゃんは私の後輩でスゴく良い子ですから。」 幹久とは何ら関係のない――――――――と思っていた紗枝を庇う。初対面の人に自分の作った物を理由はどうあれ貶されるのは不快だろうと凛は推し量る。