「響と捺君は欠席です。それに、いつも一緒に居るわけでもないですよ?」
「そうか。彼等はいつも凛の傍にいるイメージがあるが…」
やっぱり他の人からはそう見られているのか。と改めて凛は思った。常日頃から凛に付き纏う彼等。『いつも一緒』と思われても仕方がない。だけど実際は他人が思う以上に一緒では無かったりする。何故なら彼等は自由奔放だからだ。
「なら久しぶりに一緒に帰らないか?」
「えっ、良いんですか?」
「良いも悪いも、俺が凛と居たいんだ。」
フッと微笑され凛の頬はほんのり赤く染まる。
実行委員のときは夜遅くまで作業をする度に幹久が家まで送ってくれていた事が脳裏に過り、懐かしい気分になった。

