凛の桜色の唇と、白濁液が入った小瓶が、触れる。
そして小瓶の中の白濁液が、凛の口の中に流し込まれた。
唇の隙間から伝う精液。
薄らと開けた凛の目に映るのは、揺れる白濁。そして瞳の色を狂喜に染め、声を圧し殺して笑う響。
「…っう……っやめ」
「飲んでよ“俺の”」
「っ…」
生理的な涙が出る。これでは誰が“悪者”なのか分からない。否、凛からすれば全てが“悪”なのかもしれない。
薄ら開かれた目を地面に散らばる写真に移す。そこに映る“真実”に凛の目からは、止めどなく涙が溢れ出す。“現実”を目の当たりにした凛を、またも響は笑った。

