「(それに紗枝ちゃんが加担していたなら辻褄が、合う。)」 悪かった顔色は更に悪くなる。 血の気が引いた凛の顔は青白い。 「幹久先輩を襲ったときは“誰か”と手を組み“誰か”を襲ったときは真葵と手を組んだ…?」 聞いた話を繋げた凛。いつの間にか心の声は漏れていた。あくまで憶測にしか過ぎないが、凛が顔面蒼白になるには充分な仮定だった。なら紗枝が襲われた理由は―――――――仕返し。 『あながち間違ってない筈だ。』 「え?」 おぞましい見解を振り切ろうとしたが幹久の言葉で、凛は凍り付く。