「…とか言いつつ許すんでしょ?“次”っていつだよ」 「うるせえよ。オメェがコイツに手ェ出さなきゃ済む話だ」 「何回目?このやり取り。いい加減ナイフも持ち歩くの止めれば?」 「護身用だからいいの」 捺の突っ込みを軽くあしらう。 何だかんだ言いつつこの2人は仲が悪いわけではない。世間一般からすれば“友”の域だ。ただ凛の事を除いて客観的に見た場合。 委員会の内部事情を知らない響は、昨日と同様今日の放送担当も凛だった事を思い出しながら放送室にある機器を弄る。