てっきり確証済みだと思った紗枝は自分から聞き返してしまった。それが響を更に確信付けた。 これじゃあ自ら暴露したようなものだと紗枝は不愉快げな顔をする。裏腹に響は『してやったり』と言った顔をする。 「オメエも俺と同じじゃねえの。」 「同じにしないで下さい。」 プイッと顔を背ける紗枝は小動物を連想させられ愛でたくなる。 普通にしていたら可愛いのに、話している内容は最悪だ。 『同類じゃなければ後輩として可愛がってたかもな〜。けどこんなドス黒い兎の世話はゴメンだぜ。』と響は内心で思った。