「不安でした…」 「ああ。」 「ずっと…っ ずっと怖かったっ」 掴んだ幹久の腕に力が籠る。 「自分がっ、自分じゃなくなりそうだった…っ、 私のせいで傷付いたかもしれない人がいるのに、私は無傷で…っ、 最近身の周りで変なこと起きるし、気持ち悪いし、頭痛くて、目まぐるしくて、 もう訳が分からない…っ」 吐き出したい事が沢山有りすぎて凛は自分が何を言っているのかもよく分からなかった。 今まで圧し殺していた不安や葛藤の波が一気に押し寄せて爆発してしまった。