美「ええっ?何時の間に??
どんな人なのよっ!」

テンションが高いお母さんに若干引き気味で言う。

綾「かっこよくて…強くて…優しい人だよ……」

美「…綾…ごめんね。お見合いなんてさせて……。」

綾「ううん…。家のことだししょうがないよ。」

美「綾…。でも、すっごいかっこいいし、大丈夫よ!」

私を励まそうとするお母さんに少し微笑んでから、思った。

ーー告白しとけばよかったな…って。