とある日の昼下がり。

達也が言った。

その内容は、転校。

達「お前には、違う高校に通ってもらう、いいな?」

分かってて言ってる…この人。

どうせ私がうんとしか言えない事を知っ

て言ってる

綾「分かりました…」

達「性別、名前は前と同じだ。そして隠すこともな。分かったか?」

綾「はい、分かりました」

達「ならいい、名前は雷風高等学校だ、明日からだからちゃんと用意しとけよ」

綾「はい」

達「なんだ?キスしてほしいのか?」

ここでいいえとでも言ったら私はどうな

るのだろう?

私はいい。でもみんなが傷つくのだけは

嫌…