「あ…えっ。 し、心配してなかったです。いつも通りで…」 「そっか。ちょっと気になってたからさ。 怒られてねぇかな?って」 「や、ほんといつも通りだったんで…気にしなくていいですよ…」 嬉しいのと申し訳ないのとで一杯になって俯いていたらもう一度頭をグリグリと撫でられた。 「………っ…!!」 乱暴ででもどこか優しい澤村さんの手つきにキュッと心が締め付けられるようになった。