「雫ー!帰ろう」


「はーい」


放課後、私と優は近くのCDショップに来ていた。


「あっ!あったよ!」


「ほんとだ!」


優が持っていたのは、人気ロックバンドのアルバムだ。


「これでいいよね?」


「うん!」