ねぇ…気づいてよ?

二時間ほどの授業が終わり、私と優は食堂に来ていた。


「ここのカレー。すごくおいしいよねー」


優はここの学食のカレーが好きなのか、毎日と言っていいほど食べている。


『プルルルル』


優の携帯が鳴り、私は手を止めた。


圭ちゃん??かな??



「あ、先輩?わかりましたー行きますねー」



なーんだ。先輩か…