「今日から圭太が朝練の時は、私が雫と一緒に行くからね!」


優はニコニコしながら言った。


「でも、優…先輩は?」


「先輩にこのこと話したら、一緒にいてあげなって言われたの!」


「そうなんだ…優…ゴメンね」


優は私が言った言葉の意味が理解できないのか、キョトンとしている。



本当は先輩といたいはずなのに…私なんかのために…