ねぇ…気づいてよ?

優が羨ましすぎるよ…


「佐々本、ガチで大丈夫?」


「田島くん…ありがとう。でも…本当に大丈夫だから…」


私は田島くんに ほんのり笑顔を見せると、前を向き授業に集中した。


授業の終わりを告げるチャイムがなり、私は急いで教室を出た。


ダメだ…
涙が出そう…


「佐々本!!」