ねぇ…気づいてよ?

「雫、なにかあったら連絡しろよ。明日はずっと俺といろ。わかったな?」


「う、うん」


圭ちゃんは部屋から出ていった。


一人にされると、さっきの恐怖がよみがえってくる。



お腹はまだ痛い…


頭も痛い…寒気がする…


「クシュンッ」


風邪ひいたかも…


明日は学校休もうかな…



行きたくないし…