目をさますと、見慣れた天井が私の目にはいった。


「雫、大丈夫か?」


「圭…ちゃん…」


私は思わず泣いてしまった。


圭ちゃんが隣にいる安心感と、さっきの恐怖が重なって泣きたくなった。


圭ちゃんは私を優しく抱きしめてくれた。


暖かくて安心した。


お腹にはまだズキズキと痛みがはしる。