ねぇ…気づいてよ?

本気なんだ…


「いいよ…私はかまわない。でも圭ちゃんには手出さないで!」


「フフッ。イイ度胸ね。これからが楽しみだわ」


柚ちゃんは鼻で笑うと、私を残して去っていった。



私は柚ちゃんが去ったあと、その場にヘナヘナと座り込んだ。


私…なにされるんだろう…



正直に言うと…本当は怖い。


でも…圭ちゃんと別れるよりかは全然まし。