ねぇ…気づいてよ?

「はぁ…はぁ…」


やっと唇が離れて私は肩で息をした。


酸素が切れそうだった…


「ごめん。理性とんだわ」


圭ちゃんが私の体をギュッと優しく抱きしめてくれた。


私は圭ちゃんに身を任せたまま、目を閉じた。


ダメだ…眠ってしまいそう…



そのまま意識が遠のき、私は圭ちゃんの腕のなかで眠りについた。