ねぇ…気づいてよ?

「え、なに??」


「べつに」


私は圭ちゃんから目をあらかさまに逸らし、観覧車の方を見た。


「ゴメンな…ずっと寝ちゃってて…」


「……」


私…少しだけ拗ねてる…


私ばっかりが楽しみみたいな気がして。


「俺さ、昨日…なかなか眠れなかったんだ…」


「えっ!?」


「楽しみすぎて…興奮しちゃってさ」