ねぇ…気づいてよ?

私は走って玄関に向かい、ドアを開けた。



「朝早くにゴメンね。お母さんが昨日の夕食のおかず作りすぎちゃったらしいから、雫にお裾分けしてきてって」


「あ、ありがとう」


優なら…出来るよね?


毎日 学校でメイクしてるし…


「あれ?雫…出掛けるの?」


「う、うん」


「そっか。実は私、これから先輩とデートなんだぁ」


優はニコニコしながら私にいった。