ねぇ…気づいてよ?

「で、本題だ。俺達は…どうする?」


圭ちゃんが突然 正座をしたので、私もつられて正座になる。


「私は…圭ちゃんが好きだよ…」


素直に出た私の気持ち。


もちろんこの言葉に、嘘偽りはない。



「俺もだ…雫、俺と付き合ってください…」


「はい…よろしくお願いします」


私は圭ちゃんに礼をした。


それは、これからお世話になるという挨拶の礼だ。