ねぇ…気づいてよ?

なんだか新婚さんみたい…


圭ちゃんのシャツは少し汗ばんでいて、部活を一生懸命やって来たのだと思わせる。


「なんか新婚みたいだな…」


圭ちゃんは頭をポリポリかきながら照れくさそうに言った。


私も思ってた…


「そうだねっ」


私は自分もそう思っていた事を隠し、圭ちゃんを床に座らせた。



よし…話そう…。