私は、放課後 圭ちゃんの家に向かった。


サッカー部の練習は…確か…8時頃までだった気がする。


「おじゃましまーす」


「あら雫ちゃん、いらっしゃい」


圭ちゃんの家に上がると、お母さんが快く迎えてくれた。


ま、幼馴染みだから親同士も仲良しなんだけどね。


私は部屋で圭ちゃんの帰りを待つことにした。


田島くんの事を圭ちゃんに話さなければならない。