ねぇ…気づいてよ?

「雫、おはよう!」


いま来たであろう優が、ルンルン気分で私の所まで来た。


「おはよう」


いつも通りの挨拶を交わし、私は話を切り出した。


「優…話したいことがある…」


「なになに??」


私は優と一緒に屋上に来た。



ここなら誰もいないし、話せると思ったから。