ねぇ…気づいてよ?

「本当だ!ってヒドッ!」


田島くんは少しいじけたように下を向いてしまった。


「ゴメンね??」


「大丈夫だよー」


少し子供のような笑顔を見せ、また田島くんは皮剥きに集中した。


外は少し暗くなりつつあり、圭ちゃんと優が気になった。


そろそろ呼びに行こうかな…