ねぇ…気づいてよ?

そのカッコ良さに思わずドキッとしてしまう。


私は指でクルクルと えんぴつを回している。


いわゆるペン回し。


あんな人が彼氏だったら、どれだけ幸せだろう…


そんな事を考えているうちにチャイムはなり、1時間目の授業は終わった。


「優、次 移動だよ」


「あ、うん」


優と私は次の教室に移動した。