「ねぇ、隼人。」 「あ?」 「あっあのさ。………バイト始めようと思ってるんだけど……。」 「はぁ!?」 私の言葉にいち早く反応したのは、隼人じゃなくて、大地だった。 「てめぇ、自分の状況わかってんのかよ。黒龍の姫ってことは、いろんな族の奴等から狙われるんだぞ。」