なんて思っていると、ヤンキーたちの中から和樹を見つけた。



「和樹、この前はありがとね。」


私がそう言うと


「いやいや。当然っすよ。」



「でも助かったし……。てか、なんで敬語なの?タメ口でいいよ。」


私の言葉にそこにいた全員が目を見開いて驚いていた。

そして


「「「「無理っすよ。」」」



ときれいにハモった。