ベッドに横になってスマフォを触る。 するとそれを見計らったかのように、タイミングよく電話が鳴り始めた。 また、太一だ。 一体なんなのよ⁉ 本当うんざりだし、いい加減にしろって感じ。 写メが送られて来ることはなくなったけど、こうして毎日のように電話は続いている。 怒りとか呆れを通り越し、今はもう太一のしつこさに参ってしまっていた。 えーい、こうなったら‼ 深呼吸をすると、迷うことなく通話ボタンを押した。