「.....僕のことを選んでくれたのは咲音でしょ?どーして嫌がるの?」
「っ!!」
ズバキューンッ
私の心臓さんは千架特製、心臓キャノンによって撃ち抜かれた。
ウルウル涙目。
顎を少し下げた上目使い。
天使ぃぃぃぃぃぃっ!!
天使が降臨なさったぞぉぉぉぉぉぉっ!!
可愛いぃぃぃぃぃぃっ!!
「全然嫌じゃないよ!!我が天使様よ!!」
「フフッ。そーだよね。て、ことだから勝負は僕の勝ちってことで」
叫ぶ私をパッと離して、桃也と尚紀に勝ち誇った笑みを見せる千架。
ああ、また天使様にやられてしまった!!



