「賭け事をしてたんだよね〜。咲音が誰の水着を選ぶかって」
「.......っ」
ダルそ〜に。
そして無駄に色気ムンムンに喋る尚紀を無言で睨む。
私で賭け事をするなっ!!
遊ぶなっ!!
「で、勝った奴には咲音と1日デートが出来るからみんな燃えてたんだけど、咲音が誰の水着も選ばねぇーから....」
多分すごい剣幕の私に今度は桃也が話しかける。
桃也もまた、尚紀と一緒でとてもダルそう。
桃也も尚紀もおもしろくなさそうな顔をしている。
つーか、本人の許可なしに何やってんだよっ!!
「アンタたちが選んだあんなハレンチな水着着れるかっ!!」
今度は桃也を睨む。
ついでにビシッと桃也を指差す。