「フフッ。パソコンに写真送ってるから消しても無駄なんだよ?」



「え?」



私の下で余裕そうに笑う千架。



嘘....。



「それよりこの状況はヤバくない?」



スルッ




私の腰に千架の細い腕が回る。



ドキンッ



みっ密着しすぎだと思う!!


私、水着だし!!



心臓さんがうるさい。


千架に聞こえちゃう。



「はっ離してっ!!」



「押し倒して来たのは咲音なのに?」



ギュッ



叫ぶ私を自分の腕の中に閉じ込める千架。