「千架ありが....」 「もしかして、僕湯加減間違えちゃった?」 お礼を言おうとすると千架の台詞にあっさり遮られる。 湯加減を間違えた? 「いや....」 「出れない状況ってまさか、全身大火傷しちゃったとか」 大丈夫だよって伝えようとするとまた、遮られる。 おいおい待て待て。 私の話を聞いて?千架? アナタ大変な勘違いをしている。 「千架!!私は....」 「僕に大火傷したなんて言えないから出れないんだね!!咲音は優しいもんね!!僕がお風呂のお湯さえ入れなければ....っ!!」