囚われの身のメイド様!!?〜いじわる三つ子の甘い檻〜





「千架ありが....」



「もしかして、僕湯加減間違えちゃった?」



お礼を言おうとすると千架の台詞にあっさり遮られる。



湯加減を間違えた?



「いや....」



「出れない状況ってまさか、全身大火傷しちゃったとか」



大丈夫だよって伝えようとするとまた、遮られる。



おいおい待て待て。


私の話を聞いて?千架?



アナタ大変な勘違いをしている。



「千架!!私は....」



「僕に大火傷したなんて言えないから出れないんだね!!咲音は優しいもんね!!僕がお風呂のお湯さえ入れなければ....っ!!」