ビューッ 強い風が横から吹く。 「っ!!?」 今更だけど桃也から距離を取ったことを後悔。 強い風によりバランスを崩した私はそのまま崖から落ちていく。 手を伸ばして何かに掴まろうとしても私の周りには何もない。 し.... 「死にたくなぁーい!!」 バッシャーンッ 体が海に叩きつけられる。 痛い。 波が荒くて息が出来ない。 助けて.... 桃也。