「チャックはここまでしか下がらないのです」
誤魔化そう。
そう、このジャージはここまでしか下がらないデザインなのです。
「ふ〜ん」
必死に主張する私を見て、意味深な笑みを見せる尚紀。
ゾクッ
背筋に走る寒気。
嫌な予感。
「っ!!?」
ジャッ
尚紀が勢いよくジャージのチャックを下ろす。
全☆開
「下りるじゃんか〜。最後まで。フフッ、まさかのスクール水着」
「うっうるさい!!見るなー!!」
ジャージの下のスクール水着を見て、愉快そうに笑う尚紀に叫ぶ私。
私の顔絶対赤い。
めちゃめちゃ恥ずかしい!!



